「営業希望でしたが、介護の現場の面白さに目覚めて、今はドップリです」


株式会社日本生科学研究所 入社3年目 訪問入浴 管理者 小澤俊さん
(プロフィール)
2013年明治学院大学法学部卒業。介護関連の資格は持たずに入社し、当初は介護職ではなかったため、1年半して管理者になってから介護職員初任者研修を取得。現在は介護福祉士試験に向け勉強中。

―介護業界、そしてこちらの会社を選んだのはなぜですか?

法学部で学んだこともあり、当初は法律を生かせる仕事を考えていました。ですが、就職活動をしていく中で自分を見つめ直したところ、自分に何ができるか何をしたいかは定まっていないと思い至ったのです。ならば業種を絞らずに、チャレンジできる風土の会社に飛び込んでみようと覚悟が決まりました。もちろん、少子高齢化というのは理解していたので、高齢者に関わる介護業界には興味がありましたし、当社には介護部門だけでなく薬局の医薬部門もあるという点で、企業としての幅の広さも感じました。でも一番の魅力は、新人でも努力を買ってもらえ、挑戦を歓迎してくれる雰囲気ですね。

―入社以来、どのような経験を積んできましたか?

店舗開発・営業に携わる総合職採用でしたが、実際に入社してみると、現場を知ることが必要だと思いました。そこで、希望して訪問入浴の現場に入ったのです。ただ当初は、自分はいずれ営業をやるのだからと手順を重視していて、心のこもったケアにまで思いが至らない面がありました。今思うと恥ずかしいです。それでも訪問入浴に携わって1年くらいで、介護の仕事の醍醐味を実感するようになりました。そこから半年ほどで、事業所の管理者になることを打診されたのです。入社から1年半のことで、当社では管理者になるのは通常2~3年目くらいですから、早かったですね。引き受けたら、開発の仕事に異動できる機会は遠ざかるとも思いましたが、訪問入浴の面白さにどっぷり漬かってもいたので、考え抜いてお引き受けしました。前任者は師長経験のある看護師でしたし事業所内もベテラン・年上が多いのも悩んだ点でしたが、成長できる機会ととらえてチャレンジしました。この機会を逃せば、いつまた声をかけてもらえるか分かりませんしね。

―今はどのような仕事をしているのですか?

そういうわけで、東中野にある「日生訪問入浴サービス」という事業所の管理者をやっています。15人ほどのスタッフで、中野区・新宿区を中心に板橋区・千代田区まで、車で30分を目安にご自宅への訪問入浴サービスを提供しています。介護職2人と看護師1人が移動入浴車で浴槽をご自宅に持ち込み、入浴介助を行うサービスで、当事業所では3台を運用しています。
マネジメントとしては事業所の数字の管理やシフト管理と、そのほかケアマネジャーへの営業活動も行っています。スタッフとの接し方で心がけているのは、公平にバランスよくということですね。朝の出勤はサービス提供時間によってまちまちなので、申し送りは毎日18時半の終礼でやっています。またコミュニケーションを補完するために、昼食は訪問先から必ず事業所に戻って皆でとるというのを決まりにしています。訪問入浴では、一緒に訪問するスタッフ間は仲良くなりますが、それ以外のスタッフとも話をする機会を設けることで、訪問の組み合わせが変わったり、独り立ちしたりするという時にもいろんな人に相談しやすくなるのではないかなと思っています。

―仕事のやりがいを教えてください。

訪問入浴は本人や家族にたいへん喜ばれるものです。うれしくて涙ぐまれることや、残念ながら亡くなられた後にもご家族から感謝のお手紙をいただくことも少なくありません。入浴後にさっぱりされると外出意欲が湧くなど、生きる意欲の向上に役立っていると実感します。訪問入浴はまた、終末期でのご利用が多い傾向がありますので、依頼は迅速に受けるようにしています。そうしないと1日、半日のタイミングで亡くなられてしまわれることもあるのです。療養生活の中で、1回でも多く気持ちよさを感じていただきたいですね。
看護師と一緒に訪問するので、痰吸引などの手技を間近で見られるなど、医療的な目線で介護を見られるのも訪問入浴の魅力です。当社では法人内に薬局もあるので、薬のことも詳しく聞けるのは、介護職としてもプラスですね。

―成長できる機会や制度はありますか?

会社で月1回、管理者向けの勉強会があり、事業計画やクレーム対応のテーマで学ぶことができます。また、2人いる同期はデイサービス、ホームヘルプとそれぞれ別分野で活躍していますが仲もよく、情報収集のためにもよく連絡していますね。自分はまだ訪問入浴しか経験していませんが、介護の他の部署のことも知っておきたいと思います。社外でも人脈ができればと、新宿区の研修会や年1回の名刺交換会などの機会を積極的に活用するようにしています。

―今後の目標を教えてください。

3年の実務経験で受験資格を得られる介護福祉士試験に向け勉強中です。ほかには、これから介護の世界に入ってくる人たちに、この仕事の楽しさを伝えていきたいですね。マイナースポーツをメジャーにするような気持ちです(笑)。そうやって人材も育成して、介護業界全体としての質の向上をめざしていければと思います。

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